1921年10月15日、船橋防水布店として名古屋市中村区志摩町(現 名駅三丁目)に創業し、
本日100年を迎えました。
これもひとえにお客様、社員をはじめ、
私たちとともに歩んでくださった皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。
創業者である舟橋勝治が縫製修行より独立をし、2年後の大正12年に起きた関東大震災で
関東方面よりカッパ縫製の依頼を受け、カッパの生産を開始しました。
それが今日まで事業の柱となっています。
その後、100年という長い道のりのなかには昭和恐慌、第二次世界大戦、オイルショックなど
幾度となく試練や失敗を乗り換えて今日に至っています。
100年間の歴史を支えてきたものは、
創業者より受け継がれてきた失敗を恐れないチャレンジ精神と人を育てるという思いです。
節目の年に当たり、企業理念を再設定しました。
「滴(テキ)の中で輝けるために 私たちができること」
私たちの商品が使われるシーンは決して「快適・安全・清潔」な現場ではありません。
雨だけでなく油、暑さ、汚れなど
“滴(テキ)”の中で一生懸命に働く人たちにヒーローのようにイキイキと輝いてほしいと願っています。
時代が変わり、世の中も大きく変わるなかで、
私たちは、この先100年もハードな現場で働く人を輝かせ続けるために、現場に寄り添い、
一番身近で、一番愛される企業となるよう努力を重ねるとともに、
モノづくりの技術・技能と職人を育て、守ってまいります。
今後ともご支援、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
2021年10月15日
船橋株式会社
代表取締役 舟橋昭彦